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家族旅行

夏休み最後の日に、久々に家族旅行に行ってきました。

我が家は23歳・20歳・15歳の3人兄弟なのですが、この数年は次男と三男の受験や留学が重なって、夏に家族で旅行というのをしていませんでした。

今年は、久しぶりに全員の予定が合ったので、小さい頃に家族で良く出かけた栃木県那須市の避暑地へ行ってきました〜。
とはいえ、運転手は私。
私の軽自動車ではちっちゃいので、7人乗りのレンタカーを借ります。
私は運転が大好きなので、まだ息子にはハンドルを渡しません。…つか、まだちょっと怖いです(苦笑)。夫が居たころも、私が行程の半分は運転していましたしね……

今回は、スポンサーとして私の妹も一緒でした(^^)。



出来て今年で5周年めという「千本松牧場のトウモロコシ迷路」

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ここ、2年前に長男と三男連れて来て、予想外に面白かったのでリピートしました。
前回は、カンカン照りだったので結構しんどかったのですが(笑)今回は曇り時々雨、のお天気。
大して降っていなかったので、傘を持って背の高いトウモロコシ畑に突撃しましたー。

さして難しくない迷路なのですが、途中にスタンプを押すチェックポイントが3カ所あって、それを押して来ないとならない仕組み。
でも、迷路内にはホラー仕立てのあれこれがスタンバっていて、真っ昼間なのに薄気味悪いことこの上なく(笑)。

富士急ハイランドのホラー系施設みたいに、吠えながら追いかけて来るゾンビはいないからまだしも(^^;)真っ昼間のトウモロコシ畑、自分がどこにいるのかすぐ分からなくなる上に、トウモロコシの木々の間に「ホラーなもの」が見えた日には結構「ギャーイヤ〜〜ん」な感じです…(^^;;)

昔と違って、今は息子たちに頼りっきり。
年取ったカアちゃんは「ひ〜〜〜〜置いてかないで〜〜〜」とか言いながらついて行くだけ(笑)。

大人でもココはそこそこに楽しめますから、お勧めですヨ。




那須に行くと、あちこちに牧場があります。
入場料のお高い面白施設もたくさんありますが、1泊2日であちこちを駆け足で回るのはちょっとね、ということで、もっぱら入場無料の牧場巡り。
もうひとつ、宿泊地最寄りの南ヶ丘牧場へも寄ります。

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眼下に広がる那須の町…
緑が奇麗です。

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千本松牧場では迷路とその辺に居るヤギとか見るだけなのですが、こちらは動物との距離が近いので、我が家はこっちの方が好きですね。動物好きがそろっているので…
三男が初めて来た時、ここの馬場の大きな馬に乗りたがり、乗せてやったことを思い出します。
長男と次男は乗らなかったのにな(^^)

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ヤギやヒツジに取り囲まれる息子たち。
ふれあい広場では、オヤツ(動物専用・販売機で購入)を持ってると集中攻撃に遭います(笑)

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池の中には、まるまるしたアヒル…


ところで、我々、この牧場で毎回やるものがあるんですが

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それがこれ、アーチェリーです。
一回に矢が12本で、670円とかするんですが、みんなして3回はやりたがります(笑)
小さい頃は、見ているだけだったのが、何年かして的にちゃんと当てられるようになり。
今年は長男が、難しい小さい的に当てて、見事景品の牧場ソフトクリームをゲットしました。
三男はここのアーチェリーが好きで、これがきっかけで弓道部に入ったほどです。
(弓道と洋弓は全然違うから!!とここで力説されました・笑)

幼いころから毎年来ていた避暑地。
それだけに、同じ場所に成長してから来ると、子どもたちが大きくなったんだなあ…と本当に肌で実感しますね〜〜。

長男が小さかった頃は、ツインのお部屋にエクストラベッドを入れて、次男は抱っこで寝ていたのが、今やトリプルの大きなお部屋でないと駄目なんですから……
もちろん、私と妹は隣のツインルームですヨ。
コネクトルームで大人5人!
民族大移動ですよね(笑)

宿泊したのはサンバレー那須。
流れるプール付きの温水プールに、宿泊棟が6つ以上、各施設に大小各種温泉を備えた、一泊ではちょっと堪能しきれないホテルです。宿泊客はどの施設の温泉にも入り放題なので、このホテルの中にだけ居ても、気が済んじゃう感じ。

小さい子どもさん連れ向けの施設、お年寄り向けの施設、カップル向けなど、施設によって使い分けが出来るのと、各施設をつなぐマイクロバスがほぼ24時間巡回していますからすごく便利。(ここの従業員になれるんじゃないか?というくらい来てますね……笑)。
今回は、コドモは居ないので(笑)大人向けの施設に宿泊しました。
さすがに、初めて来た頃から20年以上経っていますから、老朽化は目立ちますが、それを補って余りある温泉の良さと食事の美味しさは健在でした♡



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もうひとつ「成長したなあ」と驚いたのが。

ホテルのゲームコーナーにある、某ゲーム。
ぶっちゃけてしまうと、アーケードゲームの一種でジュラシックパークがモデルのシューティングゲームなのですが…
(ようはモデルガンみたいなのをバンバン撃って、画面に映し出される恐竜を撃ち殺しながらパークを脱出する、というやつですね)
長男が中学生だった頃にあったゲームで、おそらく街中のゲームコーナーにはこんな旧式のゲーム、もう無いんじゃないの?というようなやつです。田舎の宿泊施設にありがちな、1980年代風のゲームコーナーの一台…

しばらく前に来た時には、さすがにあんなの、もう撤去されちゃったんだな、と思っていたのが、なんと今回復活して置いてあったんです。
大喜びで取り組む長男と三男(次男は見てるだけw)。

かつてこれをプレイした時には、ずいぶん苦労したんですよ。
幾らつぎ込んだだろう…?(^^;)
それなのに、今回はあっさりとクリアしてしまい、あらら?というまにエンドロールが…。

(私はこの手のゲームコーナ―で小銭をバカバカ使うことをあまり好ましいと思っていません。だけど、これは旅行中だから。旅行中にまで、うるさいことは言わないようにしています。我が家では昔から、好き嫌いも、無駄遣いも、家族旅行中はおとがめなし。それが分かっているから、こんなに大きくなった息子たちが喜んでついて来るんだと思ってますw)


ああ、成長したんだなあ………。

(ゲームでそんな風に感じるって、どうよ……?w)


いえいえ、もうひとつありますよ。


ホテルの食事は外れ無しの美味しいバイキング方式の食事なのですが、
だとしても「えええ!?そこまで食べるのっ!!??」というほど全員が食べるとか…
(小さかった頃は、せっかくのバイキングなのにネコのごはん程度しか食べなかった子たちが…)

いやいやいや。

一番感心したのは、お部屋の使い方でした。

普段、片付け嫌いで散らかし魔の息子たちです。
しげしげと隣のトリプルルームに行き、荷物の管理の世話をしなきゃならないかと覚悟していたのですが…

時間通りに荷物をまとめ、忘れ物もせず、使ったベッドや洗面所や冷蔵庫も奇麗にし、親たちよりもしっかりと部屋を片付けて出て来ました。

なんだろうかなあ……


日頃、頼りないと思ってばかりいたのが、いつの間にか成長していたんだなあ。


他にも、見ず知らずの人にちょっとした気遣いが出来る所を目撃したりすると、嬉しい反面、もうコドモじゃないんだなあと寂しくなったりもします(勝手なもんだなあ、親ってw)。




那須を去るとき、『回顧の吊橋』に寄りました。
帰るのが名残惜しくて振り返ってしまう、という意味だそうです。
ここも、子どもたちが小さい頃に来て、結構怖がっていた橋なのですが……

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結構な高さ。

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そして、ギシギシ鳴ります…かなり揺れます。

でも、怖がらないし面白がって揺らすとかそういうバカなこともしなくなりました。
楽しい場所を、台無しにすることなく、マナ―を守って楽しめる。
そういう大人になってくれているのが分かった、といいますか………。


ずっと運転している私に対するねぎらいが、あんまり出来ないことをのぞけば。
満点な旅行でありました(^^)!

(まあ、子どもたちはまだ、私が存外年を取っているんだということに気が付いていないのです。そのうち、もうちょっと経ったら。息子たちに車運転してもらって、旅費も出してもらって、良いお部屋に泊まらせてもらいたいもんです・笑)




by bearbunch | 2017-09-01 17:15 | 面白かったもの。